ラベンダーとは
種類と特徴
| 代表品種 | 耐寒性 | 耐署性 | 耐湿性 | 香り | |
| イングリッシュ(コモン/アングスティフォリア) | ◯-10℃ | △ | ✖️ | ◎強い | |
| ラバンディン | ◯ | ◯ | ✖️ | ◯ | |
| グロッソ | ◯ | ◯ | ✖️ | ◯甘い | |
| デンタータ | ◯ | △ | ✖️ | ◯強い | |
| メルロー(スパイカ) | △ | ◯ | ✖️ | すっきり | |
| レース(プテロストエカス) | ✖️5℃ | ◯ | ✖️ | △さわやか |
イングリッシュ(アングスティフォリア)の特徴と育て方
イングリッシュラベンダーの特徴と育て方
イングリッシュラベンダーは、ラベンダーの中でも特に香り高く、観賞用や精油の原料として人気のある品種です。日本でも栽培が可能ですが、高温多湿に弱いため、適切な管理が必要です。以下に耐寒性、耐暑性、耐湿性、香りの特徴、育て方について詳しく説明します。
- 耐寒性
耐寒性は高く、-10℃程度まで耐えることができます。寒冷地でも地植えが可能で、冬越しがしやすいのが魅力です。
• 注意点:
冷たい風に当たるとダメージを受けることがあるため、寒風の当たらない場所に植えると安心です。 - 耐暑性
耐暑性は低く、高温多湿の環境が苦手です。特に日本の夏は蒸れやすいので、対策が必要です。
• 対策:
• 夏場は風通しの良い場所で育てる。
• 遮光ネットや半日陰の場所に移動して直射日光を避ける。
• 剪定を行い、株を小さくして通気性を確保。 - 耐湿性
耐湿性は非常に低く、過湿状態では根腐れや病気が発生しやすいです。特に梅雨時は注意が必要です。
• 対策:
• 排水性の良い土を使用（軽石や川砂を混ぜる）。
• 鉢植えの場合、鉢底に排水穴を確保し、水はけを良くする。
• 水やりは土が乾いてから行い、過剰な湿気を避ける。 - 香りの特徴
イングリッシュラベンダーは、ラベンダーの中でも特に芳香性が高く、甘くフローラルな香りが特徴です。アロマやポプリ、精油などに適しており、リラックス効果が期待できます。 - その他のポイント
• 花期:
6月～7月が主な開花期です。剪定後は二番花が咲くこともあります。
• 病害虫:
蒸れや湿気が原因で灰色カビ病やアブラムシが発生することがあります。定期的に様子を確認し、早期対処を心掛けましょう。
イングリッシュラベンダーまとめ
• 耐寒性: 高い（-10℃程度まで耐える）
• 耐暑性: 低い（高温多湿は苦手）
• 耐湿性: 低い（過湿に注意）
• 香り: 甘くフローラルで芳香性が高い
• 育て方: 日当たり、風通し、排水性を重視し、高温多湿対策を行う
グロッソ
フレンチ
いん
デンタータ
お手入れ(水やり・肥料・剪定)
